こんにちは。THE PLACE店長の山本遊です。
まだまだシェアしたいニューヨークのお話。
引き続きブルックリンでのお話。
ワイスホテルから散歩しながらブルーボトルコーヒーBlue Bottle Coffeeへ。恥ずかしながら初めてのブルーボトルコーヒー。
その日は雨が降りそうな湿気の多い天気だったので、僕はニューオーリンズと書いてあったアイスコーヒーを注文した。
ー『ミルク入れる?』って言いながら、ミルクのポッドを片手に持ち、今にも僕のアイスコーヒーにミルクを注ぎそうな店員。
ー『いらないいらない。』と僕。
ー『このニューオーリンズはミルク入れた方が甘味があって美味しいから勝手に入れるよ』とドバドバーっと入れられる。
訳が分からなかったが外のベンチに座り、とりあえず飲む…
店員の言った通り(半ば強引に)ミルクを入れた事は正しかった。柑橘系の酸味に抜群の甘味が伴う。
本当に美味しかった、こんな刺激を受けたコーヒー(しかもアイスコーヒー)は初めてだった。今まで飲んだコーヒーの中でも忘れられないコーヒーの一つになった。
日本に帰ってきて、ニューオーリンズスタイルのコーヒーを調べる。ニューオーリンズスタイルのコーヒーはコーヒーとローストチコリをブレンドした飲み方が主流で抽出も濃厚、ミルクを入れて飲むらしい。そしてそれを世に伝えたのがブルーボトルコーヒーだそうだ。
ブルーボトルコーヒーが生み出したマイクロ・ブリュー・コーヒー(一杯一杯丁寧に淹れた香り高いコーヒー)というのも飲んで納得。
ここまで考えてこそプロフェッショナルなんだろうなー、凄く勉強になる。しかも店内にも店外にも沢山お客さんがいて売れに売れまくってました。
全てが頷ける。コーヒーの味を日々追求しているからこそ導かれる答えなのだろう。